M-SMA型変換コネクタセット
| 型名 | 構成 | 価格 |
|---|---|---|
| MC100-SET | MC100-SJMP×2個/MC100-SJMJ×2個/MC100-SPSP×1個 | ¥9,500(税別) |
| MC100-SJMP | 1個 | ¥2,700(税別) |
| MC100-SJMJ | 1個 | ¥2,700(税別) |
| MC100-SPSP | 1個 | ¥1,300(税別) |
MC100-SET











[MC100-SET]
[MC100-SJMP]MP-SMAJ×2個・[MC100-SJMJ]MJ-SMAJ×2個・[MC100-SPSP]SMAP-SMAP×1個の変換コネクタセットです。
VNAと本コネクタセットを組み合わせて使用する事により、付属の校正キットの性能に近い値でM型の測定が可能となります。
リターンロス:-30dB以下(~1.5GHz)
不整合部分を洗い直したM-SMA型変換コネクタセットです。 ※ MC100-SJMPとMC100-SJMJは接続した状態での測定
M型コネクタアンテナ測定にMC100が必要な理由数年前から低価格ベクトルネットワークアナライザ(VNA)が販売された事により、一般ユーザーにもVNAが使える環境が整いつつあります。低価格とは言ってもプロ用の精度に近い値で測定出来るのが魅力です。
精度よく測定出来るがゆえに、取り扱い方次第では間違った値を表示します。VNAで一番重要なのはキャリブレーションです。キャリブレーション時のデータを元に値を計算する物なので、校正には十分気をつける必要があります。
当社にもVNAでの測定時のデータを元に「特性が悪いんじゃないか」と言う問い合わせも少なからずあります。
特に多いのがM型(不整合コネクタ)のアンテナ同軸ケーブルを使用した時です。一般的にM型接栓は高い周波数での利用を考えられていない不整合(50Ωに整合されていない)コネクタです。
200MHz以上の周波数でのM型測定は十分注意する必要があります。多くのお客様の測定環境を聞いてみた所、SMA-Mの変換コネクタをお使いになって測定している事が多いようなので、周波数特性の優れたM-SMAタイプの変換コネクタを設計致しました。
VNAの取り扱いに慣れている人であれば、M型の特性は理解しているので、工夫して測定はされているようなのですが、一般にはM型を正確に測定する環境は手に入らないため周波数特性のあまり良くない変換コネクタを付加してコネクタ特性を含んだ値を測定するしかありません。
できるだけ正確な値を測定すると言う用途でMC100は生まれました。当社で確認した所、低価格なVNAでも付属の校正キットはある程度信頼性があります。MC100を組み合わせて使用する事により付属の校正キットの性能に近い値でM型の測定が可能となります。
仕様| 型名 | MC100-SET [構成:MC100-SJMP×2個/MC100-SJMJ×2個/MC100-SPSP×1個] |
|||
| MC100-SJMP | MC100-SJMJ | MC100-SPSP | ||
| リターンロス ※1 | ~1.5GHz:-30dB以下 | |||
| 接栓 | MP-SMAJ | MJ-SMAJ | SMAP-SMAP | |
| 全長 | 約32mm | 約30mm | 約21mm | |
| 重量 | 約32g | 約22g | 約6g | |
| ※1 MC100-SJMPとMC100-SJMJは接続した状態での測定 | ||||
注意
一般的なM型変換コネクタより繊細な構造となっていますので、取り扱いには十分ご注意下さい。
VNAでの測定にご使用になる際は上記動画等を参照して頂き、正しくご使用下さい。
VNAでの測定結果は[測定した環境・状況での結果]となります。様々な要因が測定結果に影響します。ご了承の上ご使用下さい。
VNAの仕様・操作方法等は回答できかねます。